親の本質を考える【母】

家族の迷走
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私の母は、散財系。( ̄Д ̄)ノ

気前が良く、人のために何かをするのを渋らないので、友達も多い。

実家に帰っていると、母の友達が色んな差し入れを持ってやって来る。

娘同士の交流はなくなった今でも、母親同士の交流は続いていたりするので、私はビックリである。

ドケチで友達もいない、父のてっちゃんとは正反対。→親の本質を考える【父】

しかし、他人から見る母と娘から見る母は、当たり前だが違う。

娘から見ると、母の闇が重いのである。普段が陽キャラなだけに!

人のために

私は母から、自分のことよりも他人のことを優先するように教えられた。

実際、母自身はいつも他人のことを優先させている。

それは、娘のことよりも他人を優先させるほど。

子供の頃は、家に遊びに来ていた友達に、先にお菓子を選ばせて残ったものを娘たちにあげたり、娘が学校に遅刻して先生に怒られようとも、近所の友達(不登校気味)と一緒に登校するように言ったりとか。

私自身は嫌で仕方なかったが、これは母にとっての当たり前となっているのだろう。

母の両親は、母が10代の頃にどちらも他界しているようで、私も写真でしか顔を見た事がない。

両親が他界してから、妹と相当苦労してきたようだ。

母が他人のことを優先させるのは、両親が他界した後、そうやってしか生きてこれなかったからかもしれない。

人に尽くすことで、助けてもらってきたんだと思う。

母の孤独

両親が早くに亡くなって、寂しかっただろうなということは、私にも想像できる。

それでも、ちゃんと好きな人と想い合って結婚していたら、もっと満たされた人生だっただろうなと思う。

それが両親が他界した後、お世話になっていた知人のところに居た母に目をつけた、祖父(てっちゃんの父)のせいで・・・。( ;∀;)

父に口説かれたのではなく、祖父に「どうか、息子と!」と、口説かれた母。

私は詳しいことは知らないが、断りきれなかったと踏んでいる。不憫。

好きでもない人と結婚した挙句、歩み寄ろうともしないてっちゃんとの生活で、母はずっと寂しかったのかもしれないと思っている。

何かで「寂しい人は心の隙間を、物で埋めようとする」というようなことを、聞いたことがある。

なるほど。私の母は、散財系。

娘への教え

母自身は、「両親が生きていたら」と思うことがあるのだろう。

今でもよく「親がいることは、ありがたいこと」と言っている。

それは、そうだと思う。確実に。

しかし、この一言は娘の私にとって結構なプレッシャー。

母を重く感じてしまうたびに、罪悪感を刺激されてしまう。

居るだけでありがたいのに、重いとは何事だァ!?( ゚д゚)みたいな。

母親から届いた荷物は、無言の圧力

おまけに母は、私が子供の頃、泣きながら幼少期にどんな苦労をしてきたかということを、延々話し出すことがあった。

大抵は、妹がキレて手がつけられなくなった時と記憶している。

姉妹でも、全く気が合わないことがある

まだ子供だった私は、泣き出す母にオロオロするしかなかったし、母も感情のぶつけ所がなかったんだろうと、当時の母と同じくらいの年齢になった今なら、想像できる。

想像はできるが、子供に幼少期の苦労話を泣いて訴えること自体は、理解できない。

そんなどうにも出来ないことを、延々と聞き続けるのは嫌で仕方なかった。

大人になって聞かされてたら、また違った感じ方ができたかもしれないのに。

これが私の正直な気持ちであるが、それがまた罪悪感を刺激する。

母の孤独に寄り添えない娘で、「どうもすみません」といった感じ。

これから母との良好な関係を築くには、まずこの湧いて出てくる罪悪感をどうにかしたい、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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コメント

  1. family より:

    親って本当にありがたいものだと思います。
    いつも心配して見守ってくれていますよ。お母さんは自分が早くに両親を亡くして甘えられる場所が無くなったから、他人を優先させたり、自分を娘たちに置換え、自分の子供達が反抗期とかで甘えられる場所があっていいなぁと云う思いがあって涙を流してたのかも知れませんよ。それと絶対に自分の子供達に同じ想いをさせたくないって云う気持ちがあると思います。だから親が元気なうちは思いっきり甘えていいんじゃないですか。さらさら罪悪感なんて考える必要はないと思います。それが親子ってもんじゃないですか。

    • えみ子さん より:

      familyさん、コメントありがとうございます。
      頭ではちゃんと分かっているんですが、悪い方に受け止めてしまいます。
      親子関係を拗らせているのは、私自身かもしれません。
      親子って難しいですね。

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