姉妹の不平等

親というのは、自分の子供がかわいいもの。

それはそうなんだろう。

親になったことないので分からないけど、親だって自分でそう言っているし、想像はできる。

しかし、親から兄弟揃って、全く同じ扱いをしてくれたと言える人は、どれくらいいるのだろう。意外に少ないんじゃ・・・？

捻くれているのは、私だけじゃないと、思いたい(￣Д￣)ﾉ

親だって人間だもの。ちょっとした時に、正直な気持ちが出てくるのである。

そんな、あら？と思うことが増える度に、親というものは『長女と次女』『長男と次男』『娘と息子』それぞれ扱いが『平等なわけがない』と思うようになった、ワタクシ。

世の中の全親からブーイングが起こりそうだが、子供の立場から言わせてもらう。

絶対に、そう。

世の兄弟、姉妹にも、いろんなケースがあると思っている。

ちなみに我が姉妹は、姉には選択権がないが、妹には選択肢がある。

姉はいろいろと無料ではないが、妹は無料ということが大きな違い。

なぜ姉である私が、そのように感じるのか。ただの被害妄想と言うなら、言うがいい。

こんなエピソードがある。

以前のブログで書いた、私が一人暮らしを始めた時に、母が選んで購入したこの家具。

こんな立派な家具をもらっておいて、何を文句言ってんだと思われるかもしれないし、実際、ありがたいと思えない自分に、モーレツな罪悪感が襲いかかったりもした。

これが姉の一人暮らし開始の時。

そして、妹が専門学校を卒業して、本格的な一人暮らしを開始する時に母はどうしたかというと、妹の好みを尊重。勝手に買い揃える事なんかしませんよ。why?

おまけに引っ越しの際、私の時にもそれくらいの金額がかかったと、予想を上回る金額を要求される。

いや、父のてっちゃんがあんな感じだから、援助する気持ちはあったけど、そんな大金！？20代前半女子の貯金は、見事にすっからかんですよ。

しかし、私の時にそれだけかかったなどと言われたら、やはり返さないといけないのかな？というような気にもなる。よって、請求通りお支払い。

そりゃ、ニトリとかナフコでは買えないような家具だったけども、自分の好みでではなかったのに。

自分の好みの家具を選ぶことができなかった上に、数年後、費用も請求されて、ますますモヤる姉。

ちなみに妹の家具は、太陽家具で一気購入ですわよ。

ひょっとして、私が知らないだけで、妹も後から費用を請求されているのかもしれない。

母は仕事が決まった私の事を気遣って、家具を自分で選んだのかもしれない。

妹は好きな家具を買えたし、母への恩返しができて嬉しい。

そう心から思えれば、どんなにいいか。

姉妹の不平等を思い出すと、一緒に罪悪感も覚えてしまう、えみ子さんなのである。

ではでは。