宗教にハマる親戚

内面の迷走
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先日の、安倍元首相が銃撃された悲しい事件。

本当に、宗教って怖いな、思い込むって怖いなと思う。

犯人のしたことは、絶対に許されることではないけれど、そこに至るまでの背景は気の毒に思ってしまう自分がいる。

そう思ってしまうのは、私にも宗教にハマっている親戚がいるからだ。

そして、宗教にハマってしまう人というのは、結構多いのではないだろうか。

マイルド信仰心

私の親戚がハマっている宗教がどういったものか知らないが、統一教会や創価学会といったメジャー(?)なものではないようだ。

高額なお布施とかはないようだけど、年に一度くらいお札を買い直さないといけないらしい。本当のところは、よく知らない。

毎日お経をあげた方がいいようで、そのお経は読み終えるのに1時間以上かかる。長い。

私だって神頼みするために神社に行ったりしたことがあるし、お正月には初詣にも行く。子供の頃はクリスマスに、ケーキ目的で、教会にだって行っていた。占いだって大好きだ。

目に見えない何かがあることは信じてはいるので、心の拠り所的なマイルド信仰心は何とも思わない。

なので、その親戚に「お経をあげることで、悪いことから守ってくれる」と言われた時には、一生懸命お経を読んでみた。

三日坊主だったけど。

距離ができる

最初は、その親戚の話もちゃんと聞いていた。

だって悪気はないし、私にとってもいいことだと信じているから。

しかし、会うたびにお経の話をされるのも、段々と辛くなってくる。本当は読んでないのに、読んでいると嘘をついてしまうことにも、罪悪感。

そんな時間があるなら、正直、普通に本が読みたい。

キッパリはっきり興味がないと、言ってしまえばいいのだろうけど、これは親戚同士の微妙なところもある。

それにどんな宗教かは知らないが、そのような熱心な信者がいる神様を粗末に扱ったら、何となくバチが当たりそうで、心苦しいのもある。呪われそうというか。

今のところ、会えば普通に会話してるが、会うたびに警戒心が強くなってきてる自分がいるのである。

すまん。( ̄Д ̄)ノ

ちょっと怖い

遠巻きに見ているだけだが、今回の襲撃事件などを見ると、やっぱりちょっと怖くなる。

宗教が、その親戚の心の拠り所となっているようなので、悪いものとは限らない。

まさに、信じるものは救われるである。

しかし、その信じるもののために動く行動力と、費やす時間を捧げるあのパワーは、正直ちょっと引く。

この先、もしお布施のような話出てきた場合、親戚一同、止められるかは正直分からない。

どうか、善良でマイルドな宗教でありますように。

昔は、宗教の話などしたことがなかったのに、ちょうどその親戚が離婚したくらいからそんな話をするようになったと思う。

弱っている心に、宗教というのは入り込みやすいんだろう。たぶん。

宗教に頼らなくても生きていけるように、強い心を持たなければと思う、えみ子さんであった。

ではでは。

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