当たり前だが、人は皆、平等に歳をとって行く。
しかし、老化というものは実際に体験してみないと分からないもので、先輩方の話を聞いていても、どこか人ごとのように思っていた。
なんと、おめでたい( ̄Д ̄)ノ
人ごとで聞いているから、自分の老化現象を自覚するようになってから慌てて対策を考えるということを、40を過ぎてから何度やってきたことか。
しかし、何度もそんなことをやっていると、分かる。
気がついた時には、もう遅い。
歳をとって取り返すのはとてつもなく難しいので、なくす前に現状維持を心がけることが何より大切なのである。
私が最近、取り戻したいと願っているのは、くびれ。
くびれがなくなると、びっくりするくらい洋服が似合わなくなるんだわ。
子供の頃からバレーボールをやっていたり、ボートを漕いでいたこともあったせいか、標準体型の女性より腕と太ももが異常に太い、骨太のがっちりタイプ。
それでも、若い頃は一応くびれらしきものが存在していたのである。
その存在の所在が微妙になってきたのは、40を過ぎたあたりからだっただろうか。
それでも、おめでたい私は鏡の前に立ち、角度によってはくびれらしきものに見えなくもない・・・、まだ大丈夫!と、現実を直視しようとしなかった。(反省)
が、自分がいくら現実逃避しようとも、人から見たらその変化は歴然だったようで、実家に戻る前、よく一緒に飲みに行っていた飲み友達(男性)に、「なんか急にキタね・・・」と、言われたことがあった。
当時は「なんて失礼なっ!!」と思った(言った)し、実際失礼な人だと思うのだが、その時の言葉にちゃんと耳を傾けておけばよかったと、最近後悔しているワタクシ。
もちろん、言われた時には頑張って腹筋をしてみたりして運動量を増やしてみたのだが、続かずに失敗という、ダイエットあるある( ;∀;)
よくよく考えると、くびれの所在が不明になった原因は、加齢を言い訳に体を動かすことが少なくなったからのような。
私は学生の頃、演劇部の友達が多かった影響で、ずっと寝る前の柔軟ストレッチを習慣にしていた。
柔軟性のある動きは美しいと思ったからである。
それが30代後半に腰をゴキっとやってからというもの、徐々にストレッチをしなくなり、やったとしても「今日はこの辺でやめておこう」となって、気がつけば完全撤廃。
そうすると、当たり前だが体は硬くなり、筋肉もなくなる一方。
以前はできていたY字バランスもできなくなっており、先日久しぶりにチャレンジしてみたら、鏡に映った字はカタカナの“ト”。( ゚д゚)
あんなに何年も続けて得た柔軟性も、何もしなければあっという間になくなってしまう現実を知った。
あぁ、あの時腰が痛くなるからということを言い訳にせず、できる範囲で続けていれば・・・なくして初めて分かる、くびれの大切さ。
そこで再び柔軟性を取り戻すべく、寝る前ストレッチを再開したのだが、ガッチガチやないか!と、毎回自分でツッコミを入れたくなる。
私はいつもヤバイと思ったら慌てて運動量を増やすのだが、あっという間にやるのを忘れてしまう、毎年ダイエッター。
初心に帰り、せめて日々のストレッチから地味にコツコツ続けようと思う。
これはいかんと思う度、(何度でも)自分を戒めるためにブログに書いてしまう、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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