私の両親は、私が子供の頃からお金のことでよく喧嘩していた。
子供の頃は分からなかったが、一人暮らしを経験して、長く実家を離れていた今なら分かる。
ただ、お金の使い方が超絶下手くそな二人が揃っているだけのことであった。
そんなお金の使い方の下手くそな二人に育てられた私は、お金の使い方が下手くそなサラブレッド。
若かりし頃は、散財しまくって全く貯金なんてできなかったのだが、仕事に限界を感じ始めた頃から意識が変わり、財布の紐をギュッと締めるようになった。
そのおかげで、ずっとやりたかった旅行にも行けたし、すぐに働かなくても何とかなるくらいにはなった。
お金の使い方が下手くそな人には、色々な共通点があると思うが、今日は主な三つをあげてみたい。
これに当てはまる人は、要注意である。
支出の把握をしていない
お金の管理がちゃんとできている人には当たり前かもしれないが、下手くそな人は、支出の把握ができない。
必要なものと、不必要なものも自分で判別できないので、欲しいと思ったら買ってしまうのである。
お腹は空いていないのに、ついお菓子を買っちゃったり、似合ってないのに、つい流行りの洋服を買ってみたりとか。
そして、そんなことを繰り返していると、給料日前には、何に使ったか全く覚えていないのに、お金がない・・・といった状態に。
覚えていないので、困ったことに贅沢をしているという自覚もないのである。
Why?( ;∀;)
お金が貯まらなかった時の、私もそんな感じであった。
これではいけない!!少しでも収入が減ったら生活ができない!!と危機感を感じ、私が一番最初にしたのは、支出をちゃんと把握すること。
最初は、いつも捨てていたレシートをちゃんと受け取るようにして、一つの袋にまとめてとっておき、給料日が来たらレシートを見て、何に使ったか、ちゃんと反省することから始めた。
そこから、コンビニやカフェに行く頻度を減らすことができたと思う。
一回の金額は大したことなかったけど、回数が多かったため、トータルでびっくりするような金額になっていた記憶。
大きな出費は考えるのに、小さな出費は何にも考えないで購入するんだなぁということを実感してからは、家計簿までつけるようになった。
ちゃんと金額を把握するようになると、もっと削るところはないかと考えれるようになるもので、いつもコンビニのお世話になっていた私が、夕飯の残りを弁当に詰めて会社に行くようにまでになる変わりよう。
家計簿、マジ大事。
情報に疎い
お金に関する、お得な情報について人と話したり、アンテナを張っておくということも大事。
お得になる情報は、ネットからの情報で知るのかもしれないし、リアルな人と会話している時に入ってくる情報かもしれない。
お金の使い方が下手な私は、そういう情報に無頓着で、長いことスマホ代を見直すということを怠ってきた。
一番最初に店員さんに言われるがまま契約し、新しい料金形態になってからも、めんどくさいから、よく分からないからと言って、そのまんま。
タブレットも持っていたので、合わせると、毎月軽く一万円以上をdocomo様に支払っていた。
払えてたから無頓着でいられたのかもしれないが、早くから見直していたら、少しは貯金できたかもしれない。
今まで、(合わせて)何十万も無駄なお金を支払っていたかと思うと、自分に腹が立つ。
他には保険とか、サブスクも注意が必要だった。
情報は、常に新しいものに更新することが大事。( ̄Д ̄)ノ
他には、友達がやっているのを見て始めた、脱・現金も、もっと早くすればよかったと思う。
家計簿もアプリで管理すれば簡単だし、ATMに行く手間も省けるし、手数料も払わなくてもいいので良いことだらけ。
上手な人は投資もするんだろうけど、私はまだその域に入っていない。勉強も大事。
見栄を張る
お金の使い方が下手な人は、見栄っ張りだとも思う。
映えるカフェでおしゃれなランチの写真を撮り、SNSにあげたり、流行りのブランドのバックを買ってみたり、身の丈に合わない物で周りを囲みがち。
私は若い頃、よく飲みに行っていたのだが、NewOpenのおしゃれなお店に行きたがったし、後輩などに見栄を張って奢りまくった。
お酒の力を借りないと人上手く喋れなかった私にとって、お酒の席は大切な場所であったので、飲みに出ていたこと自体は後悔していないが、もっとお手頃な居酒屋とかでも、楽しさは変わらなかったんじゃないかと思っている。
見栄を張るって、お金がかかるものなのよねぇ( ̄▽ ̄;)
どんなに後悔したところで、使ったお金は帰ってこないし、良い思いもした。(と、思わなきゃやってられない)
今までの無駄使いを反省して、これからどうお金と向き合っていくかが大事なはず。
これから、どれくらいのお金で一人暮らしが可能か。妄想が止まらない、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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