姉妹で全く違う親孝行の形

家族の迷走
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少し前、お盆に妹一家が帰省していた時のことである。

同じ親の元に生まれ、同じような環境で育ってきたはずなのに、なぜこんなにも違う(考え方の)仕上がりになるのか不思議に思った。

今までは、あまりの違いにイライラしていたが、これでは精神衛生上よろしくない。

どっちの親孝行の形が良いとか、悪いとかではなく、ただ「あぁ、妹はああいう親孝行の形なのだな」と思えるようになりたいと思う、今日この頃。

お盆といえば、普段は遠く離れて暮らす家族が何時間も掛けて帰省し、墓参りに行ったり、みんなで食事を囲んだりする夏のビックイベント(?)。

我が家も同様に、妹一家が帰省して随分と賑やかだった。

妹もそれこそが親孝行と思っているようで、孫の顔を見せるために関東から盆・正月は必ず帰省している。

父は(お金がかかるので)孫にノータッチだが、母は孫が来ると、俄然、張り切る。

盆・正月には孫の顔を見せに必ず帰省し、母の送る荷物を「ありがとう」と言って受け取り、時々、遠くで暮らす母の健康を心配してサプリメントやらを送る、妹の親孝行。

母も喜んでいるし、本当はそれで良いはず。( ̄Д ̄)ノ

が、私はこの妹の親孝行に、毎度モヤモヤしてしまう。

妹たちが帰省中、(犬2匹も一緒なので)家の中は毛だらけになり洗濯物で溢れかえるが、家事は基本的に母の仕事となっている。

なので今年のお盆は、妹達が出掛けている間に私が掃除機を掛け、山のような洗濯物を取り込み畳むハメになった。

せっかくの休みなのに・・・( ;∀;)

そして何より、妹達が帰省すると、母の買い物の仕方にイラつく。

孫たちが喜ぶ顔を見たさに好きなものをじゃんじゃん買うのだが、私はその出費を見ていると、また「お金貸して」って言ってくるんじゃなかろうか思ってしまい、「こんなにいる!?」と、つい口出しをしてしまう。

まぁ、私も姪っ子と甥っ子は可愛いので、財布の紐は緩みがちなのだが。

結果、妹は親孝行者で、私は親に厳しく当たる、ただの口うるさい小姑のような娘。

私は、あんまり親にお金を使わせず、できるだけ負担を掛けないようにすることを親孝行だと思っていた。

しかし、今回喜んで妹一家の世話をしている母を見ていたら、妹の親孝行もアリなのだなと思った。

ずっと親の負担にしかなっていないように見えていたが、それは私のやっかみだったのかもしれない。

母が「お金貸して」と言ってくることを知らない妹からしてみれば、私の方が親に迷惑を掛けている子供部屋おばさんに見えているだろうし。

よく考えれば、「親に孫の顔を見せる」という親孝行は私にはもう無理なので、それをしてくれている(?)妹に感謝してもいいくらいである。

親孝行の形も人それぞれ。( ̄Д ̄)ノ

これからは、距離を取りながら私なりの親との関係を模索したいと思う、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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コメント

  1. マンゲンサイ より:

    長女と次女が対照的なキャラ。案外多いようです。
    そして妹さんは、えみ子さんの苦労をあまりわかっていないようですね。
    適当に距離を取る。それはいい事だと思います。
    でも姪っ子さんと甥っ子さんの事は可愛がってあげて下さいね。
    時には一緒にお風呂に入るとか。

    • えみ子さん より:

      マンゲンサイさん
      本当に、キャラが違い過ぎると大変です。笑
      姪っ子と甥っ子は可愛いので上手くやりたいけど、色々難しいですね。

  2. nabla より:

    親孝行に優劣をつけるのは難しいと思います。

    親不孝の1番は「親よりも先に死ぬこと」と、

    昔から決まっているようですね。

    • えみ子さん より:

      nablaさん
      別に競ってる訳ではないはずなのに、モヤっとしてしまう自分の心の狭さが嫌になります。
      一番の親不孝だけはしないようにしたいですね。

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