世の中には知らない方が幸せなことが多すぎる

人間関係の迷走
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気になっていた人が実は結婚していたとか、彼氏の浮気とか、友達が自分の悪口を言っていたとか、もらった手作りお菓子を手を洗わないで作ったとか、自分が凄いいびきで寝ていたとか。

女性のいびきは悩ましい

このようなことは、知ってしまったら奈落の底に落ちそうなくらい落ち込むが、知らなかったら幸せなまま過ごせていたハズ。

たとえ傷ついても、ちゃんと知って対処した方がいいと思う人と、知らないまま幸せに過ごしたいと思う人とに分かれると思うが、私は絶対に後者のタイプ。

とことん落ち込むだけで、対処しないような気がするからである。

時々、「知らない方が幸せだったのに」と思うようなことを、わざわざ教えてくれる人がいるが、その人は、きっと前者タイプなんだろうと思う。

以前、家にも遊びに行ったりして、仲良くさせてもらっていた知人がいたのだが、実家から美味しい食べ物が送られてくるようで、よくお裾分けをしてもらっていた。

田舎では滅多に見られないような、添加物は使っていませんよというような雰囲気を醸し出しているおしゃれベーグル。

いつもありがたく頂いていたのだが、ある時、そこのお家にお邪魔している時に、たまたまベーグルの宅急便が届いた。

箱を開けると、いつも貰っているベーグルと、それとは違う味のベーグルの数々。

知人は、その数々のベーグルの味を説明してくれ、その中で、どれが旦那さんが好きなベーグルで、嫌いなベーグルかを教えてくれた。

そこで、初めて旦那が嫌いなベーグルをくれてたことを知った( ゚д゚)

いや、いいんですよ。普段は食べられないおしゃれベーグルを食べられたし、美味しかったし。

食べたいものを食べるべき。

でも、旦那さんの好きなベーグルの方が美味しそうだなぁと、思っちゃっている私がいた。

宅急便は、人前で開けてはいけないことを知ル。

ベーグルの他にも、このようなことが。

よくお呼ばれして家飲みも開催していたのだが、よく出てきたのが赤ワイン。

私はお酒が大好きであるが、もっぱらビールか焼酎といったおっさんセレクトで、当時は、赤ワインの渋みの良さが全く分からず、飲んでも辛口の白ワインくらいであった。

しかし、せっかく出してくれているのに「飲まない」と言って突っぱねるのも悪いので、飲んでいた。

好きでもないのに飲めてしまうのが、酒飲みの不思議なところ( ̄Д ̄)ノ ダメジャン

良いワインというのは分かったが、毎度出されるのはキツいと思い「赤ワインは苦手」「ほとんど飲まない」「普段はビールや焼酎しか飲まない」というようなワードを、会話の中にやんわりと入れ込んでみた。

が、やはり出てくる赤ワイン!!( ;∀;)

伝わらないのはなぜだ!?と思っていたのだが、ある時、謎は解けた。(金田一少年風)

実家からワインや焼酎も送られてくるらしいのだが、「旦那は焼酎ばっかり飲んで、赤ワイン飲まないから減らない」と、いうことらしい。

結果、苦手だった赤ワインの渋みがちょっと美味しいかも?と思えるくらいに飲んだので、別にいいんだが、こちらも知らなかった方が幸せだったような。

極力、人に期待しないマインドを持つ

貰っておいて、こんなこと思っちゃうのは恩知らずということは分かっている。

でも、知らなかったら「ありがとう」で済んだのに、なんでしょう?このいらないもの処理班的な、ちょっと寂しい気持ち。

私だったら、わざわざ「旦那が嫌いなもの」とは言わないし、噓も方便で、あなたのために用意しました風を装って欲しかった。

そうしてくれた方が幸せだったのにと思う、えみ子さんなのであった。贅沢かな?

ではでは。

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