何十年も同じ職種で働いていると、いくら何でも、全く何も身についていないっていうことはない。
しかし、その間に一生懸命スキルを身につけようとした人と、ぼんやりとやり過ごしてきた人とでは、10年後、20年後の差が全く違ってくる。
その差を見て見ぬふりをしていると、アラフォーになった頃には、何とも居た堪れない気持ちになってくるのである。
同じ職場の同期が、気がついたら自分とは全く違うところにいたりして。
今日は、4ヶ月に一度の歯科定期検診に行ってきた。
もう何年も通っているが、初めて見る歯科衛生士さんが担当になった。
歯科衛生士さんというと、若い女性ばかりのイメージがあったが、その方は私よりもちょい年上のよう。
他の方と同じようにマスクしてても、ベテランオーラのようなものを感じたのだが、その感覚は間違っていなかった。( ̄Д ̄)ノ
歯の歯石取り、掃除が始まったのだが、過去一番と言ってもいいほどお上手!
ちゃんと痛いところはないかと聞きながらも、スイスイと進んで行くし、水分を吸い取ってくれるタイミングも絶妙。
いつもは口を開けていると、水なのか、自分の唾液なのか分からない水分が飛んでくるのに・・・(汚ちゃない)
マスカラが落ちないかなぁ〜?とか、アイラインがクマみたいにならないかなぁ〜?というような心配を全然しなくて良かったので、次に来院した時もこの方を指名したいと思ったくらいだ。
以前、研修生と思われる人がサポートしていた時などは、水分を取る機器を何度も奥に突っ込まれて、「おえぇぇぇぇ〜。゚(゚´Д`゚)゚。」となっていたことがあったけど、あの時の研修生も、長く続けていけば、こんなに上手になるのかしら?
そうやって確実に自分のスキルを向上させていった人は、誰かに必要とされていくし、若い人たちの良いお手本になっていく(ハズ)なので、歳を取っても職場にちゃんと価値を提供できる。
それに比べて、ぼんやり過ごしてきた私はというと、船を運転すること以外に、提供できる価値が、皆無( ;∀;)
若い人に教えてあげれるようなスキルでもあれば違ったかもしれないが、歳を取って船の運転も怪しくなってきたらどーするんだ?私。
スキルを磨こうと思ったら、現状維持だけではダメで、深掘りしなければいけなかったと強く感じる。
今までボケーっと働いてきたことを、深く反省。
今更遅いかもしれないが、これから先は何事にも深掘りマインドを大切にしていきたいと思う、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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