セクハラ。認識の違いを縮めたい

働き方の迷走
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セクシャルハラスメントとは、相手の意に反する性的言動によって、働く上で不利益を被ったり、就業環境が妨げられること。

そして、このセクハラの認識は人によって大きく異なる。

最近感じるのが、セクハラをしてくるのは「セクハラ発言をしているという自覚が全くない」人だということ。

悪いと思っていないので、それを自覚させるにはどうすればいいのか悩ましいのである。

おじさん達の認識

先日、職場の二人のおじさんとセクハラの話になった。

最近では「痩せた?」とか見た目についても言ったらダメらしいということ。それが痩せて綺麗になったねという褒め言葉のつもりだったとしても。

こういった話を自ら話題にするおじさんは、心配していない。

「気をつけなきゃな〜」と言っていたし、ちゃんとどういった発言がセクハラと受け止められるかの認識がバージョンアップするから。

実際、そのおじさん二人からセクハラ発言を受けたような記憶はないので、安心である。

このように、時代の変化に合わせてバージョンアップしているおじさんばかりではない。

昭和の感覚そのままでいるおじさんだっている。

そういうおじさんは、自分が言っていることは「笑える冗談」として受け止められると思っている。

さらに別の日、そんなおじさんと、どういう話の流れでそうなったのか覚えていないが、私の腕が太いという話になった。

そのおじさんは「俺より太いもんなぁ〜」と、ケラケラ笑い、腕をバシバシ叩く。

正直、私は殺意が湧いた。

人が!一番!気にしていることを!!言われなくても、分かっとるわ!!!。゚(゚´Д`゚)゚。

笑って言うくらいなので、全くセクハラという認識がなかったようだ。

私はセクハラ行為と認識させるために「セクハラで訴える!!」と、言ってみたが、全く気にするような気配はなかった。

冗談っぽく言ったのがいけなかったのか・・・。( ;∀;)

間違った対処

私の場合、学生の頃から男性ばかりの環境にいたので、セクハラ的言動には「笑ってかわすのが一番」、「笑ってかわせるようになってこそ、大人」だと思っていた。

しかし、それは間違った対処だったのではと思う、今日この頃。

「嫌だな」「気持ち悪いな」と思う言動でも、笑ってやり過ごそうとしたから、いつまで経ってもセクハラと認識できない人が減らないのではないかと思う。

たまにセクハラ訴訟のニュース話題で「そんなことくらいで」「住みにくい世の中になった」などと言うような男がいるが、「その住みやすかった世の中で、女性がどんな嫌な思いをしているのか想像したことはあるのか」と聞きたい。

セクハラ的言動ということを、本人にちゃんと認識させるためにも、笑ってかわすのではなく、真面目に嫌がらなければいけなかったと深く反省。

今度「腕が太い」などと言われたら、冗談っぽく返すのではなく、本気で真面目に嫌がろう。

女性のセクハラ

セクハラというと、男性が女性にするというイメージだが、最近では女性が男性にセクハラするというパターンも聞く。

(たまに見かける)おばさんが若い男に猫撫で声を出してしまう時、若い男はどう思うんだろう?

やっぱり気持ち悪いんでは・・・?( ̄▽ ̄;)と、想像してしまう。

このパターンも、おばさんは自覚がないと思われる。

今は昭和ではなく、令和。

セクハラは、男性が女性にするものという思い込みは持ってはいけない。

そして、若い男性が笑っているからと言って、冗談として受け取ってくれているとは限らないということも忘れてはいけないと思った、えみ子さんであった。

ではでは。

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